2018産りんご総括編

ず〜と真冬日が続き、おまけにドカ雪。朝一で主人と2人で雪片付けが日課になりました。9月以降全くBlog更新ができず。それでも、無事に収穫ができて、冬支度も終わり、時間がとれるようになりました。今年一年りんごについて振り返ってみたら、色々とありましたね。

黒星病

青森県内でこれだけ発生したのは、初めて。葉、果実に黒い斑点ができるのですが、見つけ次第、摘み取り焼却もしくは土中へ。今までの農薬では効力がなくなり耐性化。見た目は悪いけど、味は変わらず。ただし、等級は規格外になり、加工向けになる。

台風の影響で傷多し

落果は思ったより最小限の被害で済みましたが、果実に傷が多くて、上味率下がる。良品ものは高値だけど、下等級は泣きが入る。

市場価格

全般的に早生、中生、晩生種の有袋ふじまでは高値で維持。相場が活発な期間に出荷できた生産者はホクホク顔。作業が遅れた生産者は、例え同じような出来映えのりんごでも値段は下がる(ちなみに我が家が該当)主力の「サンふじ」が伸び悩みの価格で驚きました。良品質以外は価格ダウン。台湾向けが不調原因?青森産が高すぎる?

木箱とコンテナ

昨年、高騰した空き箱対策として地場市場で販売したコンテナ。勿論、我が家でも購入しました。販売価格に若干、影響が出ました。木箱分を差し引いても、あれ?という感じです。コンテナ詰めだと返品が必須条件なので、燃料費、人件費を考えると買参人は高く買えない。コストを考えて、コンテナ詰めのりんごには参加しない買参人もいるみたいで、それじゃ、競売にならない。どうしたらいいものか。

写真は、今朝写しましたが、雪で枝が重そう〜!